simple naturl comfort
船橋 I邸

 和を楽しむ...『和楽空間』

 室内に一歩入った時、和の世界が広がります。
 一段あげた和室から同じレベルでのびる棚は、季節のしつらいの場として花などを飾るスペースとなります。
 入ってすぐにイサムノグチの優しい光が迎えてくれます。
 夜はこの明かりだけでくつろぐ事ができます。

 オープンルームでのひとこま。
 いらっしゃっていただいたお客さまと・・・

 手前の照明はイサムノグチのアカリシリーズの一つです。このあかりがまるで家全体を暖かく守る光の大黒柱のようです。
 まるで縁側のように畳みコーナーを能登ヒバ無垢板で囲みました。
 夜はここに照明がつきます。

 天井にはロールスクリーンがおさめられています。下げれば和室のプライベートな空間になります。
 茶会の時、ロールスクリーンでにじり口を作ります。
 この空間は時には茶会を催すはれの場にもなります。
 はれとけの時の分かれを光とパーティションで瞬時に変更できます。

写真右:
 このBOXの裏側には今回リフォームしなかったキッチンスペースがあります。
 このBOXの中には今まで使い込んだ、愛着のある茶箪笥が2つおさまっています。

写真左:
 照明に照らされた和紙貼りの壁は、それだけでアートになります。
 腰高の造作収納内部には既存のカップボードをリフォームしたものがおさまっています。

 
 玄関廻り。
三和土:白色セメント、小石洗い出し仕上げ。
 施主が小さい頃3人姉妹で遊んだ思い出のビー玉が、30粒ほど埋め込まれています。
 少しでも広く見せるため、前面とサイドに鏡を貼りました。

 ボーダータイルやモザイクタイルで世界に1つしかない自分だけの洗面・脱衣室、トイレができました。
 洗面ボールは焼き物作家に作っていただいたものです。
 青海波の模様がふちに絵づけされています。
 
 リビングの壁にアクセントで手漉き和紙をセルフビルドで貼っていきました。
 最初は少し手間がかかりましたが、慣れてくればどんどん楽しくなっていきます。
  1. 手漉き和紙用の自然素材のノリを作ります。
    なべの中の粉は、小麦粉です。
  2. 水でとかして火にかけます。
  3. とろ火でシチューのようなトロミがでるまで約30分にます。
    その後冷やして、はけで壁紙に塗っていきます。

■仕上げ

 

床 :能登ヒバ無垢フローリングt15mm、きり油塗装
壁 :月桃紙貼り/腰:手漉き和紙、備長炭入り/床の間:珪藻土入り和紙
天井:ルナファーザーチップ入り貼り
巾木:H15mm アユース無垢板
建具:栗駒薫煙杉無垢、きり油塗装